MAHARAトレーナーアカデミー

全身運動である、投球・打撃動作時の肩・肘・股・膝関節、腰椎などの痛みに対する、関節アライメント異常・全身的機能異常・運動連鎖障害の評価を身につけていただく内容となっております。具体的には、機能解剖で理想の関節アライメント・筋の部位・走行などを理解していただき、機能評価で肩・股関節の可動域制限や可動域制限を引き起こしている原因がどこにあるのかを理解していただきます。
投球障害などの野球で起こる障害では、障害が発生している関節に問題がある事は少なく、全身的機能異常・運動連鎖障害により、障害関節に応力が集中して障害が起こっている事が多いため、このセッションでは全身の関節アライメント・バランス・可動域の状態を把握する必要があるために、全身の状態を包括的に理解していただきます。

投球・打撃動作は全身運動に関係するために、全身の関節アライメントなどの状態を、包括的に把握する必要があります。
コンディショニングとは、問題がある関節アライメントを理想の関節アライメントにすることにより、関節が本来持っている可動域・運動機能に回復させるものです。理想的な関節アライメントを獲得することにより、選手はイメージ通りのプレーができるのです。
このセッションでは、理想的な関節アライメントを把握して、投球・打撃動作に必要なコンディショニングとは何なのかを理解していただきます。

投球・打撃動作は全身運動に関係するために、全身の運動機能・運動連鎖を向上させる必要があります。各部位のパフォーマンス・アップはもちろんのこと、パフォーマンス・アップした部位が選手のプレーに対して、どのように変化を与えるのかを考えながら、トレーニングをする必要があります。
パフォーマンス・アップとは、コンディショニングによって獲得された理想の関節アライメントを投球・打撃動作などに落とし込み、投球・打撃動作をより質の高いものへと向上させるもの考えます。プロ野球選手に必要なパフォーマンスレベルを理解して、そのレベルに合った筋力・運動連鎖を獲得させるための方法を理解していただきます。

プロ野球選手は、常に何万人もの前で野球をし、その中で最高の結果が求められます。
何万人もの前で野球をしているプロ野球選手のプレッシャーを理解し、そのプレッシャーの中でも常に平常心でプレーできるメンタルを作り上げる方法を理解していただきます。

プロ野球選手の投球・打撃動作を理解することが、コンディション・ケア、パフォーマンス・アップの基本です。選手の身長・筋肉量（除脂肪量）・四肢長・関節可動域は一人ひとり違います。選手一人ひとりの理想の投球・打撃動作を理解することで、最高のパフォーマンスを発揮する手伝いができるのです。
このセッションでは、選手一人ひとりに合った指導ができるように、選手に合った投球・打撃動作を理解していただきます。

コンディション・ケア、パフォーマンス・アップに必要な要素は、「栄養・休養・トレーニング」です。このセッションでは必要要素の１つである、プロ野球選手に必要な食事量や栄養素などの栄養学の知識を理解していただきます。
プロ野球選手は常に栄養が枯渇した状態でプレーを行なっています。その中で欠乏しやすい栄養素や、疲労回復・組織修復のために必要な栄養素を理解することにより、選手のコンディション・ケア、パフォーマンス・アップが手助けできるのです。

スポーツ障害の中でも、特にプロ野球選手に多いスポーツ障害を理解していただきます。
プロ野球選手は、試合・練習の中で常に同じ動作を繰り返します。そうした繰り返し動作の中で、肩・肘関節を中心とした上肢の障害、股関節の可動域低下による腰部の障害、下肢関節のアライメント異常による荷重伝達障害など全身の障害をきたします。
このセッションでは野球特有のスポーツ障害を理解し、選手の長期離脱を防ぎ、１年間通して戦える身体をサポートする方法を習得していただきます。